薬品　食料品　検査

テクノクラフトで女性ら職場見学会
ハローワーク桐生

プラスチック成型品の検査業務を手掛けるテクノクラフト（河田勝社長、桐生市広沢町6丁目）でこのほど、ハローワーク桐生の主催する職場見学会が行われ、女性を中心に約20人が参加した。

同社はクリーンルームでの検査業務に特化した企業で、メーカーからの委託を受け、文房具などの日用品や医薬品、食料品の容器を人による目視で検査している。昨年末に太田市内から広沢町6丁目に新社屋を建設し移転した。

職場見学会は、ハローワーク桐生が求職者と募集企業とのミスマッチを事前に防ぐため、実際に職場の様子を見学し仕事内容を理解してもらおうと同社に打診し実現した。

工場内ツアーでは、防塵（ぼうじん）服に着替えて食品や化粧品などのボトルキャップの検査作業を見学。冷暖房完備の広い更衣室や化粧台つきの温水トイレを見た際には、『きれいでいいね』『若いときに働きたかった』など感嘆の声があがっていた。

質疑応答タイムで河田社長は、パートの年齢層は20～60代とバランスよく、離職が少ない理由に『キャリアが長い人ほどおとなしいのが特長』などと説明。特に『社長と同僚に謝って休む風潮の会社であってはならない』と強調していた。